旅先では謎に早起きをしてしまう。


この日も前日散々遊んだにも関わらず、きっちり7時くらいに目を覚ます。

朝からやる事も大してなく。適当に身支度を整えて朝ごはんを探しに行く。



前日は屋台で謎の甘い米を食べたので、今日は店で食べよう、という事で適当に近所をプラプラと散策する。

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中華っぽい佇まい。

中華圏の朝、つまり飲茶が頂けるようだ。

店名は「Boonrat Dim Sum/ブーンラットディムサム」、調べたところ3店舗ほど展開しているローカルチェーン店の様子。



数日前からローカル店しか入れなくなってしまったのが、ここはその最たるものかもしれない。

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もうメニューが全然わからない。困ってしまった。

英語メニューや、写真付きメニューなども無いよう。

困っていたら店員が教えてくれた。

「食べたいものを選べ」と。


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ガラスケース、そして蒸し器の中には様々なおかずが並んでいる。

見たところでわからないので、適当に二品くらい選んでみる。

すると店員が「これはいるか?」「これはどうだ?」

何やら進めてくるので、進められるがまま、頼んでいく。

「おかゆも食べるか?」

なんだか多いような気もしてきたが、とりあえずイエス、と答える。迷ったときは進められたものを頼んでおけば間違いないだろう。



で、結果。

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明らかに頼み過ぎである。

左から、卵入りおかゆ、鳥の足を煮た物、シューマイ、肉まん。



ただ、これが実に絶品であった。

おかゆは朝のお腹に優しく、鳥の足の食感も楽しい。シューマイ肉まんも日本で食べるものとはちょっと違い、どちらも美味。

流石に量は多かったが、ペロっと食べてしまった。



水を一本頼み、値段は確か200バーツもいかなかったはず。

日本の朝食を考えたらめちゃめちゃ安いので、気になったものを適当に頼んでみると色々な発見があって楽しいと思う。

逆に、ずらっと並んだおかずを吟味すると迷子になってしまう可能性の方が高いかもしれない。



店内はローカルの人がほとんど。観光客は見当たらなかった。

皆数人で訪れて、たくさん頼んでみんなで食べていた。

数人で訪れて色々シェアしてみても楽しいかもしれない。



食後、腹ごなしを兼ねてそこら辺をフラフラしたが、観光客向けの店はどこも閉まっていた。

早い時間に食事を取れる店は結構少なそう。



ホテルのモーニングも良いが、こういうローカルの朝食に訪れてみるのもなかなか楽しいのでお勧めである。

こちらの店は朝5時半から営業しているらしい。逆に昼前には閉まってしまうようなので朝方の人は是非。