ぼっちの日本人一名を乗せたスピードボートは、物凄い勢いで海原を駆ける。
恐ろしく揺れる船でダウンする人多数。もちろん船は船首の方が揺れが酷いのだ。
一番最後に乗船し、まともな椅子に座れなかったかわいそうな日本人ぼっちは、三半規管が強く実は船酔いなんかなんのそのだったりする。
船首の方に座っている船酔いで苦しんでいる中華系の女性が不憫でならない。がきっと一番不憫なのは、そう私だ。
船に乗るなり、複数のグループに話しかけられた。
「一人で来たのかい?」「そうだ、一人だ」
別のグループからは
「パートナーはショッピングかい?」「違うんだ、日本から一人で来たんだ」
びっくりすることにそれ以降の会話は一切なかった。そんなに変人に見えたのだろうか?
プーケットからピピ島へはスピードボートで約1時間。恐ろしい揺れと風、そして容赦ない日差しにさらされながらの移動となるので船が苦手な人は注意した方がいいかもしれない。あとびっくりするくらい濡れるので海水浴みたいな恰好がお勧めだ。バックや服など濡れてほしくないものは持ち込まないに限る。汚れるか濡れるかして泣くのが関の山だ。
そんなこんなをしてるうちにピピ島へと到着する。
船は砂浜に接岸、スタッフが入島料か何かを払った後、移動となる。
もちろんその費用はツアー代に含まれているので払う必要は無い。ただ待つだけである。
数分走ると船は停泊する。
ここでシュノーケリングをするというのだ。
海は恐ろしいくらい綺麗。
水深が3m程だろうか、深さはあるのに底が見える。
なんなら船からもう魚が見えている。
シュノーケリングは船に乗せてあった、いつ買ったのかわからないメガネとシュノーケルを使わせてもらう。
思いっきり口に咥えるものなのでめちゃめちゃ抵抗があったが、みんな容赦なく咥えている。そういうものらしい。
実はシュノーケリング初体験で、結構な海洋恐怖症の私だが、一人船に残ってもやる事が無いし、思い切ってやってみることにした。
もちろんシュノーケリングをやらなくても問題ない。が、船で小一時間待つことになるのでおすすめはしない。
ここまで来たらもう恥ずかしいものは無い。クレイジージャパニーズはレンタルの汚いシュノーケリングを咥えて海へと飛び込む。もちろん一人で。
波も無く、海はびっくりするくらい透き通っている。
たくさんの魚がおり、普通に泳いでいるだけで多くの魚を見ることが出来る。
南国の魚と泳ぐ、という非日常体験がこんなに簡単にできるとは!と必死でGoPro片手に泳ぐ。
ただ、一人だといかんせんすぐに飽きる。
30分くらい泳いで、満足し船に戻る。
ちなみにだが、船内に更衣室などはもちろんない。
皆、水着を着て乗船する。
泳いで、移動して、の繰り返しとなるので、ここからはほとんどが水着のまま移動することになる。肌寒かったりするのでさらっと羽織るものがあるといいかもしれない。私はラッシュガードのパーカーを持参していたのでそれを着る。
Columbia コロンビア ポーラーパイオニアフルジップフーディ Polar Pioneer Full Zip Hoodie メンズ アウター 春夏 Collegiate Navy Camping 紫外線カット キャンプ アウトドア 薄手ジャケット
船には、ガイドが1名、船長さんはじめスタッフが4名の計5名が同船する。
このガイドさんがナイスガイで、私が一人で参加しているのでちょくちょく話しかけてくれる。
「写真を撮る時は言ってくれ、撮ってあげるよ」「何か困ったことがあればいつでも言ってくれ」「フレンドだ、一緒に楽しもう」「日本に行ったときは君が僕をガイドしてくれよ」など。
凄くいい人なんだが、その優しさが逆に痛い。
気を遣わせてしまっている感がビンビンして申し訳なくなる。
結局時間いっぱい遊んだ欧米人の乗船を待ち、約1時間後に離脱。
この後はランチとなるらしい。
5分ほど走り、シュノーケリングポイントの対岸あたりで下船する。
ランチはこの船着き場近くの建物で取ることになる。
そう、ここで私の不安は、見事に的中することに。
昼食はバイキングだ。知ってはいたけど、しっかりバイキングだ。
見ての通り、もちろんここには団代用のテーブルしかない。客は満員だ。そんな中、テーブルにおひとりさまが座るのは気が引ける。
空いている席を求めてとりあえず5分ほどさ迷う。
しびれを切らし、適当にスタッフを捕まえて聞くと「どこでも好きに座っていいよ」との事。
とりあえず空いた4人掛けの席を確保する。バイキングは席を確保しつつ、料理を取りにいかないといけない。一人だと大変だ。さもないと料理を持って席を探す羽目になってしまう。
料理は定番?のタイ料理のバイキングとなる。
一人だとなかなか頼めないソムタム(青パパイヤサラダ)があったのでテンションが上がる。その他適当によそって席へと戻る。
と、席に戻ると見知らぬ顔が。
空席と思って座ったらしい。それはそうだ。
「この席使っていいか?」と尋ねると「もちろんだ」とのこと。
外人カップルと謎相席をすることになったぼっちジャパニーズ。気まずさが凄い。
ただ、このバイキング、見た目はアレだが結構おいしかった。
気まずいので早々に昼食を切り上げ、適当にその辺を散策してみる。
こういう一人での自由時間が、結構結構しんどい。
カメラを持っていたので、ただひたすらに写真を撮りまくるしかやる事が無い。
まだ1/3しか日程を消化できていないことに気付き、ショックを受けながら、今か今かと船の出発を待つのだった。
一番最後に乗船し、まともな椅子に座れなかったかわいそうな日本人ぼっちは、三半規管が強く実は船酔いなんかなんのそのだったりする。
船首の方に座っている船酔いで苦しんでいる中華系の女性が不憫でならない。がきっと一番不憫なのは、そう私だ。
船に乗るなり、複数のグループに話しかけられた。
「一人で来たのかい?」「そうだ、一人だ」
別のグループからは
「パートナーはショッピングかい?」「違うんだ、日本から一人で来たんだ」
びっくりすることにそれ以降の会話は一切なかった。そんなに変人に見えたのだろうか?
プーケットからピピ島へはスピードボートで約1時間。恐ろしい揺れと風、そして容赦ない日差しにさらされながらの移動となるので船が苦手な人は注意した方がいいかもしれない。あとびっくりするくらい濡れるので海水浴みたいな恰好がお勧めだ。バックや服など濡れてほしくないものは持ち込まないに限る。汚れるか濡れるかして泣くのが関の山だ。
そんなこんなをしてるうちにピピ島へと到着する。
船は砂浜に接岸、スタッフが入島料か何かを払った後、移動となる。
もちろんその費用はツアー代に含まれているので払う必要は無い。ただ待つだけである。
数分走ると船は停泊する。
ここでシュノーケリングをするというのだ。
海は恐ろしいくらい綺麗。
水深が3m程だろうか、深さはあるのに底が見える。
なんなら船からもう魚が見えている。
シュノーケリングは船に乗せてあった、いつ買ったのかわからないメガネとシュノーケルを使わせてもらう。
思いっきり口に咥えるものなのでめちゃめちゃ抵抗があったが、みんな容赦なく咥えている。そういうものらしい。
実はシュノーケリング初体験で、結構な海洋恐怖症の私だが、一人船に残ってもやる事が無いし、思い切ってやってみることにした。
もちろんシュノーケリングをやらなくても問題ない。が、船で小一時間待つことになるのでおすすめはしない。
ここまで来たらもう恥ずかしいものは無い。クレイジージャパニーズはレンタルの汚いシュノーケリングを咥えて海へと飛び込む。もちろん一人で。
波も無く、海はびっくりするくらい透き通っている。
たくさんの魚がおり、普通に泳いでいるだけで多くの魚を見ることが出来る。
南国の魚と泳ぐ、という非日常体験がこんなに簡単にできるとは!と必死でGoPro片手に泳ぐ。
ただ、一人だといかんせんすぐに飽きる。
30分くらい泳いで、満足し船に戻る。
ちなみにだが、船内に更衣室などはもちろんない。
皆、水着を着て乗船する。
泳いで、移動して、の繰り返しとなるので、ここからはほとんどが水着のまま移動することになる。肌寒かったりするのでさらっと羽織るものがあるといいかもしれない。私はラッシュガードのパーカーを持参していたのでそれを着る。
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船には、ガイドが1名、船長さんはじめスタッフが4名の計5名が同船する。
このガイドさんがナイスガイで、私が一人で参加しているのでちょくちょく話しかけてくれる。
「写真を撮る時は言ってくれ、撮ってあげるよ」「何か困ったことがあればいつでも言ってくれ」「フレンドだ、一緒に楽しもう」「日本に行ったときは君が僕をガイドしてくれよ」など。
凄くいい人なんだが、その優しさが逆に痛い。
気を遣わせてしまっている感がビンビンして申し訳なくなる。
結局時間いっぱい遊んだ欧米人の乗船を待ち、約1時間後に離脱。
この後はランチとなるらしい。
5分ほど走り、シュノーケリングポイントの対岸あたりで下船する。
ランチはこの船着き場近くの建物で取ることになる。
そう、ここで私の不安は、見事に的中することに。
昼食はバイキングだ。知ってはいたけど、しっかりバイキングだ。
見ての通り、もちろんここには団代用のテーブルしかない。客は満員だ。そんな中、テーブルにおひとりさまが座るのは気が引ける。
空いている席を求めてとりあえず5分ほどさ迷う。
しびれを切らし、適当にスタッフを捕まえて聞くと「どこでも好きに座っていいよ」との事。
とりあえず空いた4人掛けの席を確保する。バイキングは席を確保しつつ、料理を取りにいかないといけない。一人だと大変だ。さもないと料理を持って席を探す羽目になってしまう。
料理は定番?のタイ料理のバイキングとなる。
一人だとなかなか頼めないソムタム(青パパイヤサラダ)があったのでテンションが上がる。その他適当によそって席へと戻る。
と、席に戻ると見知らぬ顔が。
空席と思って座ったらしい。それはそうだ。
「この席使っていいか?」と尋ねると「もちろんだ」とのこと。
外人カップルと謎相席をすることになったぼっちジャパニーズ。気まずさが凄い。
ただ、このバイキング、見た目はアレだが結構おいしかった。
気まずいので早々に昼食を切り上げ、適当にその辺を散策してみる。
こういう一人での自由時間が、結構結構しんどい。
カメラを持っていたので、ただひたすらに写真を撮りまくるしかやる事が無い。
まだ1/3しか日程を消化できていないことに気付き、ショックを受けながら、今か今かと船の出発を待つのだった。
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