ここらで触れておく。22年6月にタイで解禁された大麻事情について。
実際のところ、バンコクのあちこちで目にする。
マリファナショップの様な、大麻のみを専門で扱う店は少なくない。
分かりやすい大麻のマークの店から、ぱっと見カフェにしか見えないおしゃれな店まで様々。しかしどの店にも言えるのが「うさん臭さ」や「怪しさ」「危険」な感じは無い、という点。
逆に無駄にクリーンに、おしゃれにしているのではないのか?という疑問すら沸く。
店員さんや、周辺にたむろする若者からも危なっかしい感じはしない。
胡散臭いなー、と感じるのは露店などで販売をしている連中だ。
もちろん、やましいことなどは無いのだが、露店で大麻を売っている人からはどうしても胡散臭い印象を受ける。
ただ、キッチンカーの業態で販売している人たちはとてもクリーンな印象がした。
実際に売っている場所だが、正直な話、どこにでもある。
ウロウロしていたのはスクンビットの西側周辺がメインだが、スクンビットは店舗、露店、キッチンカーなど、どこにでもある。
場所を覚えているのは下の三店。
※建物2階にマリファナショップが入っている。
※大通り沿いの路面店。グミなどの販売もある。
※ソイカウボーイの入り口にあるバー。建物二階はスモーキングエリアとのこと。
ソイカウボーイ内の空き店舗の前に路面店を出していたお兄ちゃんは、近くのベンチで気持ちよさそうに大麻を吸いながら店番をしていたくらいだ。
カオサン通りはさらっと回っただけだが、屋台が多い印象。店も数店舗は見かけたかもしれない。
ただ、一つ言えることは「現地人はあまり大麻に興味が無さそう」という点だ。
大麻ショップに入っていく人や、その周辺で楽しんでいる人はほとんどが欧米人。現地人が大麻を楽しんでいるのは見たことが無い。
最も、公共の場での使用は禁止、との事だからかもしれないが。
大麻が解禁されてタイの民度が下がった、なんてことは全く感じなかった。
もう一つ。大麻樹脂ではない、いわゆる大麻入り食品があちこちで販売されているのが印象的だった。
多幸作用の無い成分、CBDなどを含んだドリンクはコンビニや自販機で普通に販売されているし、大麻の葉が入った料理もちょこちょこ見かける。大麻クッキーなどが普通に屋台で販売されているので間違えて買う人も中にはいるかもしれない。
どちらにしても、急に身近になったものに対して反応しているのは販売業者と外国人、現地人は興味無し、というのが正直な感想だ。
タイに訪れる人は、その辺も気にして見てみると面白いかもしれない。
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