なんとかたどり着いたカオサンロード。
前評判通りのカオスな雰囲気に圧倒される。
19時頃だったが、既に出来上がってる外人グループ。集団で闊歩する日本人大学生達。虫を売る現地人。パックツアーやマッサージのキャッチなど。例えるなら渋谷のバスケットボール通りを更に胡散くした感じ。
声をかけて来るタイ人を適当にあしらいながら、向かったのはタイスキー鍋がおいしいと評判の「Jiew Joke Bang Lamphu」
「ジウ スキー ガタローン」で読み方は合っているんだろうか?
路上に並べられたテーブルで食べる、いわゆる屋台店。
雨も止み、むしむしとする中でしたが、タイの雰囲気抜群のロケーションに嫌でもテンションが上がる。
適当に空いた席に座ると、店員さんがメニューを持って来てくれた。
メニューはタイ語と英語。適当にチキンのスキーを頼んだ(と思う
ついでにビールを、と言うと「置いてないよ、コンビニで買っておいで」との事。
すぐ裏にあるセブンイレブンにビールを買いに向かう。
席に適当に荷物を置いて小走りで向かう。タイに席取りの文化なんてあるのか?
チャーンを二本買って席に戻ると、僕の注文したスキーが既に出来上がっていた。
鉄板に乗っているのは、白菜などの野菜に春雨、鶏肉を出汁と玉子で煮たもの。
どちらかと言うとパンチの強めなメニューの多いタイ料理の中、優しい味がしてとても美味しい。
空腹と、暑さとでビールも進む。
一緒に持って来てくれた赤いタレはチム、と呼ばれるタイのメジャー付けダレ。
少量掛けて食べてみると、これまでの優しい味にアクセントが加わりそれまた美味しい。
鉄板に乗っているのでいつまでもアツアツなのもありがたい。
ハフハフしながらビールで流し込む、を繰り返す。あっと言う間にビールも無くなってしまった。
いかんせん小食なのでこれでお腹がいっぱいになってしまう。屋台だし長居は無用、と退店。
確か日本円で300円もしなかったはず。これは安くて旨い。
屋台だから観光客もパラパラとはいたが、ほとんどが現地の人。皆スキーやおかゆなどを楽しんでいた。
何より騒がしいカオサン通りを感じながら食べる、このロケーションは最高だ。
どちらかというと若者が遅くまでバーやクラブで騒ぐ為の街、と言ったところか。
いかんせん宿まで距離があるのと、一人で大騒ぎする程若くもないので早々に引き上げることにする。
何より活気は凄かった。若者がこぞってカオサンを目指すのがなんとなくわかった気がした。
バスにすっかり懲りたので、帰りはGrabでバイクをチャーター。
どこで乗るか、どこまで乗るかをアプリで入力するだけ。迎えに来たバイクに乗るだけなので気楽だし早く、そして安い。
ただノーヘルで見ず知らずの人に命を預けるのは結構ドキドキする。違う意味でのスリルを味わいながら流れる夜景を眺めているとあっという間にBTS駅に到着。
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