腹は膨れたけど飲み足らない、という事で飲み屋を探すことに。
安くビールが飲める店は無いかなーと言いつつふらふらと迷い込んだのはソイカウボーイ。
コロナの影響で人は減ったと言われているが、店はほとんどが開店しており、盛り場独特の雰囲気は十分に感じられた。
以前を知らないので比較は出来ないが、バンコクに夜遊びを目的に遊びに行っても、多分後悔することは無いと思う。
適当に通りを歩きながら、とりあえず生バンドがパフォーマンスを行う店「KAZY KOZY」に入ってみる。
だいたいどの店もビール○○バーツ!みたいなうたい文句で客引きをしているので、気になった店があったら店頭でメニューを見せてもらい、それ以上のお金がかからないことを確認して入店したらよいと思う。
ちなみにKAZY KOZYはビールが一本90バーツだったと記憶している。
中にはぼったくりの店もあるらしいが、メニューを見せてもらい、これ以上のお金が掛からない、ということを確認すれば、嫌な思いをすることはまず無いと思う。
という訳で、ビールを頼み、のんびりとバント演奏を楽しむ。
しかし、ここはいわゆる「ゴーゴーバー」。ママ的な女性に女の子を指名をしろ、と催促されるが、適当に聞き流す。しかしいかんせん催促がしつこいので、ビール一本飲み終わると同時に退店。
続いて、ソイカウボーイの名店「クレイジーハウス」へ。
トップレスや全裸の女性がお立ち台で踊る、クレイジーな世界を堪能する。
ここでも「女の子を付けろ」、と執拗に催促されるので、台上で踊る女性を一人適当に指名。一杯奢り適当にしゃべりながら飲む。
日本人客はそこそこいるものの、割合として多いのは韓国人、中国人と言ったところか。
女の子にも「コリアン?チャイニーズ?」と良く聞かれる。確かにぱっと見だとわかりづらい。
のんびり飲んでいると、女の子が聞いてくる。「今日はどこに泊まっているのか?」と。
ここからそう遠くないホテルだと伝えると、執拗に連れ出すように迫ってくるので、こちらもビールを一本飲み終わるタイミングで退店。
お持ち帰りされる気満々だったのか、女の子にがっかりされるが、それは仕方ない。
最後にチップをねだられたので、仕方が無くチップを渡す。もちろん、そのチップは渡さなくてもいいのだろうが、長い間拘束してしまったその分の代金と思って諦めた。
ゴーゴーバーはバーでありつつも、連れ出し目的の女性がほとんど。飲みだけ、冷やかしだけの客はお呼びでないのかもしれない。
もちろん、そんなことは店側の都合なので強い気持ちを持ち飲んでいれば問題は無いのだが。
NOと言えない日本人なので、女の子や店に迫られるとついついYESと言ってしまいがちだが、そういう時だけ何を言っているかわからないフリをしたら結構通じるのでお勧めする。ただ、のらりくらりと交わすのも限度があるのでほどほどにしていただきたい。
ホテルまでの道中にある有名カフェの前は、アジア人とレディボーイで溢れかえっていた。覗いてみたい気持ちを必死に押さえつつ、ふらふらと数件飲み歩いたところで帰宅。
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